盲導犬の裁判

盲導犬が犠牲になった事故で、トラック運転手に対して、盲導犬協会が提訴したそうです。

事故は2005年9月26日といいますから、もう2年以上前のことですが、
静岡県の吉田町の交差点で、70歳の目の不自由な男性が歩いていたところ、

右折してきたトラックに盲導犬と一緒にはねられたそうです。
目の不自由な男性は頭に重傷を負いましたが、次の日に意識がもどったそうです。

最初に発した言葉が、「サフィー、サフィー」と犬の名を呼んだそうです。

ほとんど無意識でも、盲導犬を気遣うほど、目の不自由な人には
大事な存在なのでしょう。

それでなくても、ほとんど一日中一緒にいる盲導犬には、
深い愛情を感じていたと思います。

まさに、目の不自由な人にとっては片腕をもぎ取られたような気持ちだと思います。
私も犬を飼っていて、大事にしていますからよくわかります。

もちろんこの裁判は盲導犬は普通の犬と違って、
道具としての盲導犬をだめにしたということで、
その訓練費とかそういうものに対しての損害賠償ということですが、

その盲導犬を失った悲しみはどれ程のものだったか、
多分、そのほうがその方にとっては大きかったのではないかと思います。

その盲導犬はラブラドルリトリバーの6歳で、即死だったそうです。
盲導犬は目の不自由な人にとっては、自分の分身といっても良いくらい
大事なパートナーですから、2度とこのようなことが起こらないように
祈りたいと思います。

目の不自由な人の生活

実は、一般的に知られてないことですが、
日本の視覚障害者の中では弱視が一番多く、7〜8割
の人が、その弱視といわれるものです。
実は、矯正ができないため日常生活を送る上でとても支障が多いです。
その割に障害者として認められていないのです。

生活には拡大鏡などを使用する。
目の不自由な人の道具として、パソコンにも弱視者の使用に配慮し、
拡大鏡機能がついているオペレーティングシステムがあり、
テキストを音声で読み上げるアプリケーションも存在します。
2006年4月から乳幼児の弱視治療の眼鏡等(コンタクトレンズも含む)
に対する保険適用が実施されています。
それ以前は、保険適用される例は極めて少数であったため、
弱視の子供を持つ親は大きな負担を強いられました。

もっと、目の不自由な人が、安心して暮らせる社会になればよいと思います。

暮しに欠かせない道具

PAC Mateとは?
米国のFreedom Scientific社とMicrosoft社が共同で開発した、
Windows CEプラットフォームをベースに、
通常のPocket PCと同等の機能を実現した目の不自由な人のためのモバイルコンピュータです。
要するに、目の不自由な人のための、ポケットPCです。

PAC Mateの一番の魅力は一般のPocket PCで利用するアプリケーションなら、
ほとんどが制限なしで対応する点にあります。
さらに、Windowsのパソコンなどとの互換性も高いといわれています。

バリアフリーを実現する最新PCテクノロジーが、
こうした状況の打開につながっていくよう期待されています。

なお、PAC Mateには、18時間の連続使用を可能にするバッテリを搭載することが目標で、
1回の充電で1日中フル稼働してユーザーをサポートできるようになるそうです。
GPSナビゲーションや、バーコードリーダーによる目の不自由な人を対象にしたアプリケーションの開発も
決定していて、障害を抱える人に強力なサポートを提供する製品になるそうです。

目の不自由な人が普通に生活できるように、このような電子デバイスが
暮しをサポートする事は、バリアフリーを進めるうえで大切な事です。

新しい道具

「オーデコ」とてもチャーミングな名前です。
これも目の不自由な人のための道具で、日本人が開発したそうです。

前回紹介した、舌を使う道具に少し似てはいますが、これもすばらしいものです。
テレビでも何回か取り上げられたことがあるようなので、ご存知の方も多いかと思いますが、

オーデコというネーミングから連想されるようにおでこを使うものです。
仕組みはヘッドバンドに付けられたカメラが捉えた映像を電気信号に変えて、
それを額につけた電極に流して、それを映像的に認識するといったもののようです。

私はあまりうまく説明できませんが、感覚的には対象物の輪郭を捉えることができるようで、
例えば横断歩道の位置とか、自動車の動きなども分かるようです。

開発者の菅野米藏という人が、10年くらい研究して製品化したそうです。
少しでも目の不自由な人の役に立てれば、と情熱を燃やして作り上げたものです。

もちろんこれもトレーニングが必要で、20から30時間程度の訓練で使えるそうです。

もちろんこれだけで目の不自由な人が完全に視力を取り戻せるわけではないですが、
ひとつの道具として、とても役に立つものです。

アイプラスプラスという会社が取り扱っているようです。

テクノロジーの発達がすごい

現代のテクノロジーは私の想像を遥かに超えるものがありそうです。
目の不自由な人が目を使わなくてもものを見ることが出来る道具があるらしいのです。

私が時代についていっていないといわれそうですが、目の不自由な人には朗報に違いありません。
この装置は目の代わりに舌を使うそうです。舌と目は全く関係ないように見えますが、

映像の入力は目の代わりにカメラを使い、その映像データを舌で感じるように電気信号に変換して、
何かキャンディーみたいなものを舌に乗せて、それが電気信号を出し脳に映像信号として伝えるらしいのですが、
なぜ舌が、映像信号を感じれるのか私には理解の範疇を超えていますが、簡単に言えばそういうことだそうです。

この道具がどのくらいの訓練で使えるようになるのか、その辺は定かではないのですが、
生まれつき目の不自由な人が、映像としてすぐに認識できるようになるかは分かりません。

ただ目の不自由な人のためにこのような道具が、普通に使える日が一日でも早く来るように願っています。
ちなみにこの道具は、米国Wicab社で開発された「BrainPort」という装置だそうです。

youtubeに動画がアップされています。下記のURLになります。
http://youtu.be/xNkw28fz9u0